入間市ティーボール連盟設立経緯と活動紹介

日本ティーボール協会埼玉県入間市連盟

入間市ティーボール連盟 理事長 小西康道

入間市ティーボール連盟理事長 (ITF) 小西康道
入間市ティーボール連盟は、平成15年10月1日に設立いたしました。
設立時、会長には金子俊雄入間市市議会議員に、顧問には田中龍夫現市長にお願いし、共に快諾を戴きました。その後、平成28年3月に次期会長として、金子俊雄前会長の推薦を受け、横田淳一入間市市議会議員にお願いして快諾を戴き現在に至っています。
平成30年3月28日現在、連盟役員は32名で、その他に協賛企業、協賛会員の方々のご支援で運営しています。

設立以前から、「ティーボール」スポーツは、入間市内の子供会、少年野球チームの低学年の練習等に採用され、楽しまれていました。

私の、ティーボールとの出会いは、低学年のこどもを少年野球チームに勧誘するのが主な目的で、平成7~8年ころNPO法人日本ティーボール協会吉村正理事長へ電話をしてティーボールセットを購入したことがきっかけでした。その後、平成9年前後、西武沿線少年野球大会でのエキジビジョンゲームとして、各出場チームのお母さんたちと子供たちでチームをつくり、ティーボール交流大会を行った時、野球とは違い子どもたちが楽しくプレーしていたことが記憶に残っています。今でこそ文部科学省指導のもと、全国で体育の正課授業になっていて、小学生はみんな楽しんでいますが、その当時は小学校の正課授業にベースボール型スポーツはありませんでした。

また、私がこのティーボール普及拡大活動に係ることとなった大きなきっかけは、平成16年6月頃、当時社団法人日本ボディビル連盟の事務局長をしていた時、玉利齊会長から、親戚でティーボールを普及している早稲田大学吉村正教授(前述のNPO法人日本ティーボール協会理事長)を紹介されたことでした。これは前述した平成7~8年ころの電話でのティーボールセット購入に次いで、吉村理事長との2度目の出会いでした。吉村正先生は、日本のソフトボール競技を確立し、アジア地域では初めてのソフトボールの殿堂入りした方です。その時一緒にティーボールを普及に努めたのが、元プロ野球選手の荒川博先生(世界のプロ野球選手、王貞治を育てた方)です。

平成14年12月7日、日本ティーボール協会東京連盟主催の東京オープンティーボール大会が上井草スポーツセンター野球場で開催されました。そこで初めて障がい者が行う健康福祉ティーボール大会を見学し、感動したことを思い出します。

そして、平成15年3月8日に入間市東金子地区で「第一回ティーボール教室」を50名の参加者で開催しました。

その後冒頭の通り、日本ティーボール協会埼玉県入間市連盟(通称入間市ティーボール連盟)を設立いたしました。

設立後、平成15年から、レクリエーションスポーツの体験型イベント「入間市生涯スポーツフェア」のティーボール体験コーナーに参加しています。

前述した平成14年12月7日の東京連盟開催の健康福祉ティーボール大会を見た5年後の平成19年10月には、障がい者の親の集まり「入間市手をつなぐ親の会」と一緒に、「第1回健康福祉ティーボール教室」を開催することができました。平成30年度の開催で12回を迎えます。

毎月第三日曜日は、青少年健全育成活動として、青少年育成埼玉県民会議が推進する「家庭の日」です。本連盟はこの活動主旨に賛同し、家族、家庭で親子が一緒にできるティーボールを行いたいと企画し、平成28年4月に「入間市民家庭の日ティーボール教室」を親と子どもたちを対象に開催しました。この活動は、埼玉県上田清司知事の後援と、入間市田中たつお市長から市制50周年記念事業として承認を得て現在に至っています。平成29年度からは、入間市青少年健全育成推進協議会の協力を、また平成30年度からは青少年育成埼玉県民会議の後援をも得て開催します。

平成29年度からは、市内小学校の放課後子ども教室でティーボールを行い、小学生と一緒に楽しんでいます。
また、入間市少年野球連盟の活動として、各地区でティーボール教室を開催し未就学児と低学年の小学生を対象にティーボール教室を開催しています。

このように本連盟は幼少期の子供たちから高齢者、障がいを持つ方々まで楽しめるベースボール型スポーツの「ティーボール」を微力ではありますが、広めていきたいと考えています。

また、この「ティーボール」を一緒に活動していただける役員、指導者、審判員などのボランティア人材を募集しています。

最後に、このような活動を維持するために、賛助会員、協賛団体の御協力を賜りたくお願い申し上げます。

合掌