野球やソフトボールに極めて類似したボールゲームで、1988年に国際野球連盟と国際ソフトボール連盟が協力して考案したものです。本塁プレートの後方に置いたバッティングティーにボールを載せ、その止まったボールを打つことからゲームが始まるためピッチャーが存在しない点が、野球やソフトボールと大きく異なる点だと言えます。
日本においては、学校体育用(国民皆ベースボール)として、このアメリカ発ティーボールを参考にして、「日本式ティーボール」が1990年に考案され、1993年組織化されました。
現在「日本式ティーボール」は、文部科学省の「学習指導要領」の実施に伴い、全国の小学校でも体育の授業で行われており、野球やソフトボールの入門スポーツとしても今注目を浴びています。
さらにティーボールは、技術の巧拙なくプレーする人全員が楽しむことができるスポーツなので、現在は幼児からお年寄りまで老若男女問わず幅広くプレーされています。